「同業他社ではなく、当社を選んだのは?」の問いに答えるための企業研究術

就職活動をしていて戸惑う質問のひとつに、「どうしてうちの社を選んだの?」というものがあります。同じ業界なら、同じようなビジネスをしている会社があるのに、どうして当社?と問われると、的確に答えるのは難しいものですよね。応募企業が問いかける狙い、求められている答えはどういうものなのでしょう。

業界研究、企業研究をしっかり行うべき

この質問はズバリ、しっかりと業界や企業研究をしているのかどうかを見るものです。表面だけの業界・企業研究では浅い回答をすることしかできません。業界全体をマクロな観点で見つつ、応募企業の競合他社についても研究する必要があります。以下の3点を中心に、志望動機をしっかり考えましょう。

志望企業の業界内のポジションを探る

これは言い換えると「業界内で志望企業だけの強み、オンリーワン」を見つけることです。
なかなか難しいですが、同業界内においても得意分野、強みは異なるもの。その部分を探します。
(例)主力事業は~だが、実は他に~にも注力している
業界1位企業にこれだけは負けていないサービス、付加価値

人物の魅力を答える

企業で働く人は企業の財産でもあります。働く人が魅力的なら、企業も魅力的だと感じたことを伝えましょう。答えに説得力を持たせるために、OB、OG訪問を積極的に行うのもいいですね。

社風や企業理念を研究

社風や企業理念は企業によってさまざまです。企業独自のカラーを調べ、自分のエピソードと絡めて話せるまでにしておきます。

研究する際のポイントとお役立ちツール

特に他社との違いをはっきりさせるためには、以下の点に注目してみましょう。

  • 業態や取引先・販売先は異なるのか?
    (例)企業や法人は取引先であるBtoB(Business to Business)企業なのか、一般消費者がメインの「BtoC(Business to Customer)」企業なのか
  • 売上高、営業利益、従業員数、資本金など事業の規模
  • 資本面や生産面で相互に資本関係がある系列系なのか独立系なのか、外国法人や外国人が出資する外資系なのかという資本構成の差

次に具体的に役立つツールをご紹介します。

  • 企業のHP(当然目を通すべきですが、上場企業の場合はIR情報や直近のニュースリリースを見落とさないように)
  • 会社四季報の姉妹本『業界地図』、日本経済新聞社が発行元の『日経業界地図』などを見る
  • Googleやyahooなどの検索エンジンで調べる(誤った情報や口コミもあるので参考程度に)
  • OB・OG訪問(リアルな声が聞けます)

企業研究をしっかり行うことは、自信を持って志望動機を答えることにもつながります。オンリーワンの志望動機を探すのは大変ですが、参考にしてみてください。

投稿者:NSA Staff

2018年07月23日更新