退職金は長く勤めないともらえないのか?~日本の会社~

日本の特有の制度「退職金制度」て知ってる?

こんにちは、NSAインターンの田地です。みなさんは、日本企業特有の退職金制度という制度を知っていますか?
簡単に言うと、「会社を辞める時に、会社からお金がもらえる制度」のことです。就職活動の中で退職金のことまで考えている日本の就活生も少ないですが、途中で転職したら退職金はもらえないのか?!?(‘Д’)という疑問にお答えするべく詳しく説明していきたいと思います。

日本の退職金の仕組み

日本の退職金は、勤務期間に社員の給与の一定割合を会社が運用し、それらを社員が退職するタイミングでまとめて支払われます。これは日本の終身雇用制度と呼ばれる、これまた珍しい雇用体系の文化の中にできたものです。

外資系企業であれば、日本にあってもこの制度は取られず、日本で言う退職金は普段の給与に含まれており、退職の際に支給されることはないでしょう。
また最近は、「日本版401K」と呼ばれる、退職金は社員ひとりひとりの口座に分配され、一定額が勤続年数や給料に応じて振り込まれる、お金の運用は会社ではなく個人に任される、という制度も出来ました。運用せずにそのまま貯めておけば増えることはありませんが、運用に成功すれば退職金は大きくなりますし、将来の金利に左右されずに確定されたお金を得られる点は利点となっています。現在では国民の8人に1人がこの制度を利用しているようです。

退職金の金額は?

フィデリティ投信の調査によると、60~65歳(定年と言われる歳)の男女で退職金をもらった人の平均金額は1873万5000円でした。
一方で、国家公務員の場合は下記のグラフで約2,300万円となっているように、通常の給与が比較的低い代わりに、退職金は高くなっています。

※内閣官房 平成26年度データより

では、若いうちに退職した場合、退職金は支払われるのでしょうか?

東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情調査」(2014年)によると、

東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情調査」(2014年)

勤続年数(年) 年齢(歳) 自分の都合による退職 会社の都合による退職
3 25 235,000円 369,000円
5 27 451,000円 668,000円
10 32 1,242,000円 1,681,000円
15 37 2,425,000円 3,125,000円

となっています。

また、3年以内の勤続年数だとしても、1年だと18.8%の企業が、2年だと16.6%、3年で52.2%の企業が少額ではありますが退職金を受け取れるようですね。

おわりに

長くなりましたが、勤続年数が3年以上であれば約90%の企業が退職金を支給するようですね。いかがでしたが、今回は直接的に就活には関係のない内容になりましたが、理解の一助となれば幸いです。

投稿者:Taji

2016年08月29日更新